officemay530

Logic株式会社は主人の会社でした。
といっても、屋号のカスタムドライブがメインだったので、この会社名を知っている方は少ないと思います。

その主人が昨年11月26日に急死しました。

11月22日に脳出血で倒れ、一度は一命をとりとめたのですが、5日後に容態が悪化し、帰らぬ人となりました。48歳でした。

このことがあり、しばらく私の片付けサービスは停止していました。

主人が亡くなった後も、従業員としばらくカスタムドライブを続けようと動き始めたのですが、色々食い違いがあり、従業員と私での経営は難しいと判断し、カスタムドライブを閉めることにしました。

カスタムドライブは閉めましたが、Logic株式会社は残して、私の片付け業に変更しました。

わざわざ会社を残したことを、反対する声もありました。
でも、主人が18年間育てた会社だし、何より長女が「将来ママといっしょに仕事したい」と言って、こちら方面の勉強をしようと頑張っているので、それを応援するためにも、できる限り会社は置いとくことにしました。

会社になったからといって、私の片付け業への考え方は変わりません。
むしろ、主人が亡くなったことで、片付けってやっぱり大事だと、さらに強く思っています。

まず、生前整理の大切さを改めて実感しました
基本的には自分のためですが、今回のように本人が急にいなくなったとき、残された側は判断が難しいものが多いので、生きてるうちに自分のモノもデータもわかりやすくしてほしかったです。
今は私が万が一あったときのことを考えて、子どもたちができるだけ困らないように、整理したり保管するようにしています。

書類整理は、昨年夏にできていたから、保険屋さんにすぐに問い合わせできました。

そもそも、日々リセットしやすい仕組み作りを作っていたから、気持ちがすさんでも、慣れないことの連続で疲れ果てても、家が荒れずにすみました。

逆に、主人の店はダンボールがいっぱいで、まず在庫の把握をすることが大変だったし、経理的なことや取引先とのことは、全て主人が担っていたので、変更や解約をするための書類を探すのも一苦労でした。

わからないときは、色んなところに問い合わせて教えてもらったり、色んな人に助けてもらって、なんとかカスタムドライブを閉店し、会社はOfficeMay530として、6月に再出発することができました。


主人の訃報を聞いて、かけつけてくださった取引先の方々、常連のお客様。
そして、残された私達を心配してかけつけてくれた、ママ友や私の先輩方。

突然のことなのに、皆様お忙しい中時間を割いて、わたしたちに会いに来てくださいました。
その優しいお気持ちは、感謝してもしきれない想いでいっぱいです。
本当に、本当に、ありがとうございました。

葬儀後、主人がこの世にいなくなったという事実があまりにも重すぎて、悲しくて、寂しくて、主人の後を追いたいと思ったこともありました。
一人、庭で泣くこともありました。
夢に主人が出てきて、朝起きたら号泣してる自分にびっくりしたこともありました。

主人に逢いたいです。今すぐにでも、逢いたいです。

でも、私はまだあちら側にはいけません。

私には2人の娘がいます。

まだ、小学生と高校生なのに突然父親を亡くすという、信じられない事実を受け入れ、学校にも行き、仕事で留守番ばかりになった夏休みに文句一つ言わずに、私を応援してくれています。
主人がいなくなってから、何かを決めなければいけない時、いつも子どもたちが一緒に考えてくれます。
「パパだったらこうするよね。」と、日々主人の話を普通にしてくれます。
私が「こうしとけば、パパは死なずにすんだかな。」と言ったら「違うよ、薬飲まなかったパパが悪いんだよ。ママは悪くない。」と、励ましてくれます。

こんな子どもたちがいるから、私は、子どもたちと生きていこうと思えました。

いつも「好きなことしてたらいいやん。」と言ってくれていた主人。
「将来ママと仕事したい。」と言ってくれる長女。
「私留守番できるよ。大丈夫だよ。」と頑張ってくれる次女。

今までも、これからも、家族に支えてもらいつつですが、大好きな片付け業を続けていきたいと思っています。

Logic株式会社は18年目ですが、OfficeMay530としては1年目です。
前だけを見て、一歩ずつ進んでみます。

こんな私ですが、これからもさっつんこと中村さつきを、どうぞよろしくお願いいたします。


神戸の整理収納アドバイザー 中村さつき

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